炎症を取るには

 

 

 

 

 

 

 

靴擦れから炎症についての話に飛びますが。笑
なぜ炎症は起きるのでしょう?
また、炎症が起きたらどうしたらいいのでしょう?

まずは関節の炎症の場合。
関節と関節の間には軟骨があります。
また筋肉や靭帯が関節を支えてくれています。

例えば、自分の許容範囲を超えた急激な運動
(普段鍛えていない人が急にマラソンをしちゃうなど)
や、不自然な方向へのひねり(捻挫など)が加わると
関節に負担がかかります。
そして関節が耐えられないほどの衝撃であれば
炎症(けが)となります。
体が「無理〜〜」と言っているのですね。

筋肉も同じ。
だるいなぁくらいの疲労感でしたらいいのですが、
急激な運動や衝撃が加わると
筋繊維が壊れて炎症が起きます。

あるいは、きちんと体重をかけて歩いていないと
関節と関節の間に出る潤滑油(ヒアルロン酸など)が
うまく体の中から出てくれないので
関節内に空砲ができてしまいます。
十分に潤滑油が満たされない状態で
(錆びた車輪を無理に回すイメージ)
関節に負担がかかってやはり炎症の原因となり得ます。

で、なぜ、水が溜まるのか?
それは人間の体の本来持っている
自己回復力が働いているからです。

炎症=熱
それを体が自らおさめるために
水を呼び寄せます(関節液)。
人間の体ってすごいですよね!

炎症は熱ですので、一番は冷やすことをお勧めします。
それも「氷水で」アイシングが一番体に優しく
熱伝導率も良いのでお勧めです。
スポーツをされている方には常識だとは思います。

また、今回の靴擦れのような場合や
長時間体に働きかけたい場合は
クレイシートパックがお勧め。
範囲が広すぎたり、固定が難しい場合もありますが
固定したまま動けますし、
そのまま寝ちゃっても大丈夫です。

ご家庭にクレイがあるといろいろ便利ですよ!